【実体験】AIが怖くて勉強した28歳税理士の生き残り術3選
正直に言います。税理士の仕事の40%は、もうAIのほうが正確です。
これ、誰かの受け売りじゃなくて、私自身が実務で感じていることです。仕訳の自動判定、領収書の読み取り、税法リサーチ。どれも「え、私より速いし正確じゃん」って場面が増えました。
でも、だからこそ私はまだ生き残れると思っています。怖くて勉強を始めた結果、「AIに任せること」と「自分がやるべきこと」の線引きが見えてきたからです。
そんなわけで今回は、28歳の税理士である私が実際にやっている「AI時代の生き残り術」を3つ、完全ガイドとしてまとめます。
【前提】なぜ今、税理士がAIを学ばないとまずいのか(30秒で分かる解説)
2026年の今、会計業界のAI採用率は41%まで急伸しています。2024年にはたった9%でした。たった2年で4倍以上です。
さらに国税庁の次世代システム「KSK2」が2026年9月頃に本格稼働予定で、AIによる調査対象の選定精度が格段に上がります。つまり、適当な申告をしていると見抜かれやすくなるということ。
一方で、Forbes Japanに載っていた事例では、Claude Codeとfreeeを連携させてスタッフ0人で顧問先60社を運用している税理士がいます。人件費にして年間3,000万円相当の削減です。
「資格を持っているだけ」では厳しい時代。でも、AIを味方にすれば一人でも戦えます。
食べながらAIを研究しています 😊
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【生き残り術①】クラウド会計×AI自動仕訳で「作業時間」を圧縮する
まず最初にやるべきは、記帳や仕訳といった「手を動かす作業」をAIに任せることです。
私が使っているのはfreee会計のAI自動仕訳とAI-OCR。領収書を撮影するだけで最短3分でデータ化されて、勘定科目まで自動判定してくれます。
具体的な手順
- freee会計に銀行口座・クレジットカードを連携する(自動取込設定をONにする)
- 領収書・請求書はスマホで撮影 → freeeのAI-OCRでデータ化
- AI自動仕訳の候補を確認して、間違いがあれば修正(学習させることで精度が上がる)
- 月次処理の前に、仕訳一覧をざっと確認して最終チェック
これだけで、私の月次処理は3日かかっていたのが半日に短縮されました。空いた時間で何をしているかは、術③で書きます。
マネーフォワード クラウド会計も強力で、AI-OCRの精度は99.9%。AIエージェント機能で固定資産の登録サポートやカスタム帳票作成までやってくれます。freeeかマネーフォワードか、どちらかは必ず導入しておくべきです。
【生き残り術②】Claude Codeで「自分だけの自動化ツール」を作る
これが一番インパクトが大きかったです。
Claude Codeは、Anthropicが提供するコード実行環境つきのAI。プログラミングが苦手でも、やりたいことを日本語で指示すればコードを書いてくれます。
私がClaude Codeで作ったもの
- 領収書の自動仕分けスクリプト(勘定科目の判定精度95%以上)
- 源泉徴収税額表の甲乙丙判定を照合するチェックツール(実際に3件の漏れを発見しました)
- 毎日21時に自動で仕訳を実行するスケジュールタスク
ある税理士の方は、この仕組みで処理時間を5時間から50分に短縮したそうです。私もそこまではいきませんが、繁忙期でもほぼ定時退社できるようになりました。
始め方のステップ
- Claude(claude.ai)でアカウントを作成。Pro Planは月約3,000円です
- まず簡単な依頼から始める。例:「この仕訳データをCSVに変換して」「freeeのAPIでデータを取得するスクリプトを書いて」
- うまくいったスクリプトは保存して、次回から使い回す
- 慣れてきたら、スケジュール自動実行やfreee API連携に挑戦する
大事なのは、最初から完璧を目指さないこと。小さな自動化を1つ作るだけで「自分にもできるんだ」と感覚が変わります。
【生き残り術③】空いた時間で「AIにできない仕事」にシフトする
ここが一番大事です。作業を圧縮しても、空いた時間でまた作業をしていたら意味がありません。
X(Twitter)で共感を集めていた投稿に、こういうものがありました。「資格しか持っていない人がAIに奪われやすい。経営判断、スタッフ育成、新ツールを楽しめる税理士が生き残る」と。
私が意識的にシフトしているのは、この3つです。
- 顧問先の経営相談:数字を読み解いて「来月こうしましょう」と提案する。これはAIにはまだ難しい
- 税務調査への対応力:KSK2の稼働でAI調査が強化される今、「なぜこの処理をしたのか」を説明できる人間が必要です
- お客様との信頼関係:「この人に任せたい」と思ってもらえる関係性は、AIでは作れません
freee MCP×Claudeで月次処理を半日に圧縮した税理士が、空いた時間で顧問先の経営相談を増やした事例がX上でも話題になっていました。まさにこれが理想の姿です。
【注意点】やりがちな失敗3つ
- AIの回答を鵜呑みにする:生成AIはハルシネーション(もっともらしいウソ)があります。税法の根拠は必ず国税庁HPや一次情報で確認してください
- 無料プランで顧客データを入力する:無料プランは入力データが学習に使われる可能性があります。守秘義務を考えると、Team/企業プランやAPI利用が必須です
- 全部を一気に変えようとする:まずは1つだけ。領収書のOCRだけ、メールのドラフトだけ。小さく始めて小さく成功するのが続くコツです
【まとめ】今日からできること
① クラウド会計(freeeかマネーフォワード)のAI機能を設定する
② Claude Codeで1つだけ自動化スクリプトを作ってみる
③ 空いた時間を「提案・相談・信頼構築」に使う
AIが怖いのは当たり前です。私も最初は本当に怖かった。でも、怖いまま勉強を始めたら、少しずつ「これは味方にできる」と思えるようになりました。
大事なのは「AIに仕事を奪われる人」ではなく「AIと一緒に仕事を変える人」になること。その第一歩は、今日できる小さなことから始まります。
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また次のnoteでお会いしましょう💁🏻♀️