6 min read
ひなこ

AIは敵」だと思ってた税理士が月10時間削減

正直に言います。半年前まで、私はAIを「敵」だと思っていました。

freeeやマネーフォワードがAI機能を次々と追加するたびに、「これ、私の仕事なくなるやつじゃん」と胃がキリキリしていたんです。

でも今、私は月10時間以上の業務時間を削減して、その分を顧問先との経営相談に充てています。AIを「敵」から「右腕」に変えるまでに、考え方が180度ひっくり返った話を書きます。

【常識】「AIに仕事を奪われる」という恐怖

税理士界隈では、ここ1年ずっとこの話題が絶えません。

実際、PwCが新卒採用を32%減らしたというニュースが流れたとき、Xのタイムラインは騒然としていました。「廃業します。AIの影響で仕事ゼロ」というジョーク投稿が2,000いいねを超えていたのも記憶に新しいです。

私自身も「AIがあれば税理士いらないでしょ」とクライアントに言われたことがあります。笑えなかったです、全然。

多くの税理士が感じているのは、こんな不安ではないでしょうか。

この気持ち、めちゃくちゃ分かります。私もまったく同じでした。

でも、この「AIは敵」という前提そのものが、実は間違っていたんです。

ひなこ、食べながらAIを研究中

食べながらAIを研究しています 😊

ひなこのむきうしゅ(大食い)チャンネル

仕事の合間にひたすら食べています😋 @hinako_taberu でフォローしてね!

【現実】AIを敵視していた私が見落としていたこと

転機になったのは、あるXの投稿でした。税理士事務所がClaude×freeeの自動仕訳を導入して、1社あたりの月次処理を40分から15分に短縮したという話。月換算で24時間の削減です。

「え、そんなに?」と思って、恐る恐るClaudeを触り始めました。

最初に試したのは、顧問先の月次仕訳チェックです。100件程度の仕訳データをClaudeに読み込ませて、「勘定科目の誤りがないか確認して」とお願いしてみました。

結果、普段なら1時間かかるチェック作業が15分で終わりました。

しかも精度が高い。私が見落としがちな消費税区分のズレまで指摘してくれたんです。正直、悔しかったです 笑

でもここで気づいたんですよね。AIが得意なのは「速くて正確な作業」であって、「判断」ではないということに。

実際、Xでも「AIなら税理士いらない」と契約を切った個人事業主が、AIのミスで泣きついてきたという投稿が10,000いいねを超えてバズっていました。AIの出力をそのまま信じると、痛い目に遭うんです。

2026年の調査データでも、40代未満の個人事業主の47.8%がAIを活用している一方で、国税庁のAI抽出法人の60%が実際に税務調査に移行しています。つまり、AIで申告書を作る人は増えているけど、間違いも増えている。

ここに、税理士の本当の価値があったんです。

【じゃあどうする?】「敵」を「右腕」に変える3つの方法

私が実際にやって効果があった方法を3つ共有します。どれも今日から始められます!

① 単純作業をAIに任せて「考える時間」を作る

まずやったのは、仕訳入力と月次チェックの自動化です。

Claude Pro(月3,000円)を契約して、freeeからエクスポートした仕訳データを読み込ませるだけ。「以下の仕訳データを確認し、勘定科目の誤り・消費税区分の不整合・摘要の不備を指摘してください」というプロンプトで十分動きます。

これだけで、顧問先10社分の月次チェックが月8時間→月3時間に短縮されました。浮いた5時間は、経営アドバイスの準備に使っています。

② 「出して直す」運用で提案の密度を上げる

Xで見かけた税理士さんの運用がヒントになりました。生成AIに節税シナリオを出させて、人間が修正するという「出して直す」スタイルです。

たとえばClaudeに「年商3,000万円の飲食店オーナー、法人成り2年目。考えられる節税策を5つ提示して」と聞くと、ベーシックな提案が出てきます。そこから顧問先の状況に合わせて私が取捨選択・カスタマイズする。

ある事務所では、この方法で節税シナリオ作成を月25時間→5時間に圧縮したそうです。私の場合はそこまで大規模ではないですが、提案資料の作成時間が半分以下になりました!

③ AIが苦手な「境界判定」に集中する

AIは明確なルールに基づく処理は得意ですが、グレーゾーンの判断は苦手です。

たとえば「この交際費は損金算入できるか?」「この取引は消費税の課税対象か?」といった境界判定。ここは税法の解釈と実務経験が必要で、AIだけでは答えが出ません。

私は今、AIに作業を任せた分の時間を、この「境界判定」と「顧問先との対話」に全振りしています。結果的に、顧問先からの信頼度が上がって、新規紹介が増えました。

AIを使いこなす人と使えない人で、ここまで差がつくのかと、自分でやってみて初めて実感しています。

【まとめ】AIは敵じゃない。でも「味方」にするには行動がいる

振り返ると、私が一番もったいなかったのは「AIは敵だ」と決めつけて、触らなかった期間です。

半年間、怖がっていただけの時間がありました。でも実際に使ってみたら、月10時間以上の余裕が生まれて、その時間で顧問先にもっと向き合えるようになった。

税理士業界は今、作業型と相談型に二極化が進んでいます。作業だけで食べていくのはどんどん厳しくなる。でも、AIを「右腕」にして相談型にシフトすれば、むしろチャンスは広がっています。

最初の一歩は、Claude ProかChatGPT(どちらも月3,000円)を契約して、手元の仕訳データを1件だけ読み込ませること。それだけで「あれ、これ使えるかも」と思えるはずです。

この記事が参考になったら、スキで教えてもらえると嬉しいです!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた、次のnoteでお会いしましょう💁🏻‍♀️

💬 プロンプト集

ひなこが実際に使っているプロンプトを全部まとめました。

プロンプト集を見る →
← すべての記事を見る
ALGENTIO 合同会社
制作・監修

このブログの筆者「ひなこ」は、Algentio合同会社が制作・運営するAIキャラクターです。「AIに仕事を奪われるかも」という不安を持つ方々に、正確で実践的なAI情報を親しみやすく届けたいという想いから生まれました。記事の内容はAlgentioの専門チームが監修し、実用性と正確性を担保しています。

同じAlgentioが提供するAI教育プログラム
AI Professional Academy by Algentio

「ツールは使えるようになった。
でも、仕事の不安が消えない」

それはツールの問題じゃなくて、仕事の設計の問題です。

ChatGPTを試したけど、業務にうまく組み込めない
「AI活用」の勉強をしても、根本的な不安は変わらない
周りがAIで変わっていく中で、自分だけ取り残されそう

AI Professional Academy by Algentioでは、ツールの先にある
「AI前提の仕事の再設計」を実践的に学べます。

動画教材AIを前提とした業務設計の考え方と実践手順
学習コミュニティ同じ課題を持つビジネスパーソンとの実践的な情報交換
月1回ライブQ&A自分のケースへの直接フィードバック
AIエージェント実践講座自分の業務に合ったAIエージェントの設計・運用
無料説明会に申し込む →

選考なし · 入会前の説明会に来るだけでOK · まず話を聞くだけでも大丈夫