AI勉強3ヶ月で業務時間が40%減った話【実体験】
3ヶ月前の私は、毎日平均2時間の残業が当たり前でした。月末の書類整理、クライアントへのメール返信、資料の下調べ。「これ、全部自分でやらなきゃいけないの?」と思いながらも、他にやり方を知らなかったんです。
それが今、業務時間が約40%減っています。定時退社が週3回から週5回になりました。
何が変わったのか、正直に全部書きます。
【Before】毎日が「作業」で埋まっていた頃
税理士の仕事って、実は「考える仕事」と「作業」の比率がかなり偏っています。私の場合、1日8時間のうち、5時間以上は単純作業でした。
具体的にはこんな感じです。
- クライアントへのメール下書き:1通あたり15〜20分
- 税務関連の調べもの:1件あたり30分〜1時間
- 月次報告書のフォーマット整理:毎月3時間
- 議事録の作成:打ち合わせ1回につき40分
全部「自分がやるしかない」と思い込んでいました。パーソル総合研究所の2026年2月の調査でも、生成AIを使っている人のうち全体の業務時間が実際に減ったのは25%だけだそうです。つまり、使い方次第で結果がまったく変わるということですよね。
当時の私は、ChatGPTのアカウントは持っていたけど「すごい文章が出てくるおもちゃ」くらいの認識でした。業務に組み込むなんて、考えてもいなかったんです。
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【転機】「後輩のほうが3倍速い」という現実
きっかけは、入社2年目の後輩でした。
ある日、同じクライアント向けの提案資料を作る場面があって、私が2時間かけて仕上げたものを、後輩は40分で完成させていました。しかもクオリティは同等か、むしろ見やすい。
聞いたら「ChatGPTで構成を作って、Claudeで文章を整えました」と。
正直、泣きそうになりました。でも同時に「私もやればできるのでは?」と思ったんです。
X(Twitter)で見かけた投稿も後押しになりました。46歳の経理担当の方が、AIに仕訳やExcel作業を渡すことで手作業を半分に減らして、1年で社内講師になったという話。年齢やスキルの問題じゃなくて、「やるかやらないか」なんだと気づきました。
【やったこと】3ヶ月間のAI学習ステップ
いきなり全部をAIに任せようとはしませんでした。段階的に、3つのフェーズで進めました。
① 最初の1ヶ月:メールとリサーチをAIに渡す
まずはChatGPT(GPT-4o)で、クライアントへのメール下書きを始めました。「こういう状況で、こういうトーンで、こういう内容を伝えたい」とプロンプトに書くだけで、1通15分かかっていたメールが3〜5分に短縮。
リサーチにはPerplexityを導入しました。税務の条文確認や最新の通達チェックが、Google検索で30分かかっていたものが10分以内に終わるようになりました。
この段階で、1日あたり約1時間の短縮です。
② 2ヶ月目:資料作成にClaudeを投入
月次報告書や提案資料の作成にClaude(Sonnet 4.5)を使い始めました。Claudeの良いところは、長文の処理が安定していること。Artifacts機能を使えば、ドキュメントがそのまま出力されるので、コピペの手間もほとんどありません。
特に効果が大きかったのは、決算書の要点をまとめてクライアント向けの説明資料にする作業です。以前は3時間かかっていたものが、1時間で終わるようになりました。
ただし、この時期は正直しんどかったです。プロンプトを作ること自体に時間がかかって、最初の2週間は逆に残業が増えました 笑
Xで見かけた税理士の方も同じことを言っていて、「AI導入3ヶ月で最初は残業が1.5倍になったけど、1年後には定時退社できるようになった」と。プロンプト作成を「投資」と割り切るのが大事でした。
③ 3ヶ月目:Microsoft 365 Copilotで仕組み化
事務所でMicrosoft 365 Copilot(1人あたり月額約3,000円)が導入されたのが大きかったです。ExcelやTeamsと直接連携するので、議事録の自動生成やデータ分析の効率が一気に上がりました。
Microsoftの調査では、Copilot導入でタスクあたり26〜73%の時間短縮が確認されているそうです。私の実感としても、Excelでのデータ整理は体感で半分以下の時間になっています。
3ヶ月目の終わりには、ChatGPT Plus(月額約3,000円)、Claude Pro(月額約2,300円)、Copilotの3つが私の「仕事の相棒」になっていました。
【After】40%削減のリアルな内訳
3ヶ月後の変化を数字でまとめます。
- メール作成:1通15分 → 5分(約67%削減)
- リサーチ:1件30分 → 10分(約67%削減)
- 月次報告書:3時間 → 1時間(約67%削減)
- 議事録作成:40分 → 10分(約75%削減)
- 全体の業務時間:週50時間 → 週30時間(40%削減)
残業がほぼゼロになりました。週5日定時退社です。
浮いた時間で何をしているかというと、クライアントとの対面コミュニケーションを増やしました。Xで見かけた事務員の方が「AIで浮いた時間を顧客フォローに充てたら売上が上がった」と書いていて、まさにその通りでした。
AIが得意なのは「作業」であって、「信頼関係を築くこと」は人間にしかできません。ここに時間を使えるようになったのが、一番大きな変化かもしれません。
【学び】これから始める人に伝えたい3つのこと
① 最初の2週間は「遅くなる」と覚悟する
プロンプトを作ること自体がスキルです。最初は時間がかかります。でもそれは投資であって、損失ではありません。
② 全業務を一気にAI化しない
まずはメール1通、リサーチ1件から。小さく始めて、成功体験を積むのがコツです。ストックマークの2026年調査でも、情報整理業務で68%の効率化が確認されていて、最初に手をつけるならリサーチ系がおすすめです。
③ 「AIに奪われる」ではなく「AIに作業を渡す」と考える
作業を渡した分だけ、自分にしかできないことに集中できます。私の場合、それはクライアントとの対話でした。みなさんにとっての「自分にしかできないこと」は何でしょうか?
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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた、次のnoteでお会いしましょう💁🏻♀️